今も続く「本気」の系譜
熊本に、本気でうまいラーメンを根づかせたい――その一心で、職人肌の創業者が立ち上がった。
ラーメン屋なんて星の数ほどある。でも、どこも「手軽さ」や「効率」ばかりを追い求めていた時代。そんな空気に、真正面からケンカを売ったのが北熊だった。
寸胴の前で毎日汗を流し、何十回とスープを炊いては捨て、「味に手を抜くくらいなら、店閉めろ。」そう言い切った創業者の気迫が、いまの北熊の原点だ。
完成したスープは、鶏ガラと野菜の旨味が折り重なった、濃厚だけど後味はスッと切れる“二段構え”。そこに合わせたのが、独自の“背脂ルー”。この組み合わせこそ、北熊の看板であり、魂の一杯。
最初は誰にも見向きされなかった。だけど、食った人間の反応が変えた。「また来る」「忘れられん」「他じゃ食えん」。気づけば行列ができていた。北熊は、うまいだけじゃない。「本気」が伝わるラーメンだから、愛されてきた。
今も厨房には、創業者の想いを引き継ぐ職人たちが立っている。手を抜かない。量産しない。毎日、気合いを込めて作る。それが北熊の流儀。これまでも、これからも、ブレずに貫く。
旨いラーメンは、気合いと執念でできている。支那そば北熊、それが俺たちの一杯だ。



